2025年10月27日
こんにちは、沼津せせらぎ歯科クリニック 院長の田中です。
この歯科コラムでは皆さんが普段抱えているお口の疑問を分かりやすく、解説していきます。
「歯医者さんは苦手」という方も、このコラムを読んで少しでもお口の健康に興味を持ち、気軽に相談できるきっかけになれば嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
初回の投稿は歯周病について紹介させていただきます。
歯周病の衝撃的な事実
「歯周病って、聞いたことはあるけど、自分には関係ないかも…」 そう思っている方もいるかもしれません。
でも、実は日本人の成人の約8割が歯周病にかかっているか、その予備軍だと言われているんです。これは本当に驚くべき数字ですよね。(厚生労働省: 2022年 歯科疾患実態調査より)
さらに、この病気がいかに深刻なものかを示す衝撃的な事実があります。
それは、歯周病が、世界で最も蔓延している病気として2001年のギネスブック(ギネス世界記録)に登録されているということです。
これは、歯周病がもはや特定の国や地域の問題ではなく、人類全体が抱える「世界病」であることを示しています。この記録は、20年以上経った現在も更新されていません。
歯周病ってどんな病気?
歯周病は、歯と歯茎の間にたまった細菌によって引き起こされる病気です。 初期の段階では、歯茎が少し腫れたり、歯磨きのときに出血したりする程度の症状しかありません。 しかし、放置しておくと、歯を支えている骨が溶けていき、最終的には歯がグラグラになって抜け落ちてしまうこともあります。
「たかが歯茎の出血」と軽視されがちですが、実は全身の健康にも影響を与えることがわかっています。 例えば、糖尿病や心臓病、さらには肺炎や認知症とも関連があると言われているのです。 お口の中の健康は、体全体の健康と密接につながっています。
歯周病が「世界一」になってしまった理由
自覚症状の少なさ
初期の歯周病は、ほとんど痛みを感じません。そのため、気づかないうちに進行し、「歯がグラグラする」「歯茎が腫れて痛い」といった症状が出る頃には、かなり重症化しているケースが多いのです。
歯周病の治療には専門の知識が必要です
「じゃあ、どうすればいいの?」 安心してください。歯周病は、適切なケアをすることで予防したり、進行を遅らせたり、治したりすることが可能です。
歯周病の原因となる歯垢や歯石は、自分では完全に除去するのが難しいものです。 歯科医院での専門的な治療や定期的なケアが不可欠となります。
当クリニックには、日本歯周病学会の専門医や認定医が在籍しており、専門性の高い歯周病治療を得意としています。 患者さん一人ひとりの状態に合わせて、きめ細やかな治療計画を立て、より良い治療結果を目指します。 「最近、歯磨きをすると歯茎から血が出るな」 「口臭が少し気になるかも」
もしそんな心当たりがあるなら、それは歯周病のサインかもしれません。
さらに詳しく歯周病や治療方法について知りたい方は 歯周病治療 をご覧ください。
気になることや不安なことがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。 皆さんの大切な歯を守るために、一緒に頑張りましょう!